哀歌5章

哀歌5章21節
 「主よ。あなたのみもとに帰らせてください。私たちは帰りたいのです。
  私たちの日を昔のように新しくしてください。」

  主に見放されたイスラエルとユダの人々は、ようやく主に立ち返りたいと思うようになりました。
  何不自由なく生活していたときは、主の御言葉に全く耳を傾けなかったのに、苦しみの中で
  ようやく主の恐ろしさ、そして素晴らしさを悟ることができたのです。私たちの多くも、
  毎日の生活の中で主を求めたいと思うことは少ないのではないでしょうか。私自身、信仰を
  持つ前は、神という存在があるだろうということは認めつつも、自分自身がその神に対して
  信仰を持とうという気持ちはありませんでした。生活は満たされていたし、信仰を持つという
  ことは助けが必要な人だけの問題で、自分はそれほど弱くはない、自分自身を頼りにして
  十分生きていけると思っていたのです。 何と思い上がった態度だったことでしょう!
  そんな私を主は砕いてくださいました。本当に、人は砕かれないと謙遜になれません。
  砕いてくださった主に、そして私をも愛して十字架にかかってくださった主に心から感謝して
  今日一日も主を見上げて生きていきたいと思います!!