エレミヤ書40章

エレミヤ書40章4節
 「そこで今、見よ、私はきょう、あなたの手にある鎖を解いてあなたを釈放する。
  もし、私とともにバビロンへ行くのがよいと思うなら、行きなさい。私はあなたに
  目をかけよう。しかし、もし、私といっしょにバビロンへ行くのが気に入らないなら
  やめなさい。見よ。全地はあなたの前に広がっている。あなたが行くのによいと思う、
  気に入った所へ行きなさい。」

  バビロンの侍従長はエレミヤを大切に扱います。これはバビロンの王の命令であったのですが、
  主が働いてくださりエレミヤを守ってくださったことがよくわかります。「どこにでも
  好きなところに行きなさい」と言われたら、私はどこに行くでしょうか?やはり家族や友人の
  いる故郷に真っ先に帰るのではないかと思います。けれどもエレミヤはすぐには返事をせずに、
  相手の提案通りに行動しました。自分の意思ではなく、神の御心を求めていたのは明らかです。
  このようにいつでも主の御心をまず第一に求めることは生きていく上で大変重要です。
  自分が良かれと思ってしたことでも、主の御心にそぐわない場合もあります。そうしたら、
  まず主の御心を求めて祈ることしかできません。そうして次第に自分の取るべき道が
  明らかになっていくのです。今日も自分の意思ではなく、主の御心を第一に求めることが
  できますように!