雅歌3章
雅歌3章4節
「彼らのところを通り過ぎると間もなく、私の愛している人を私は見つけました。
この方をしっかりつかまえて、放さず、とうとう、私の母の家に、
私をみごもった人の奥の間に、お連れしました。」
最近電車の中でずっと本を読んでいますが、読みつくしてしまったので久しぶりに本屋で新しい
本を買いました。「セカンドバージン」という、最近ドラマや映画になって話題の本です。
主人公は45歳のバツイチキャリアウーマンで、17歳年下の男性と恋に落ちます。彼は結婚を
していて最初はためらっているのですが、そのうち自分の気持ちを抑えられなくなって強行手段に
出るのです。この本を読んで、いろんな感想を持つ方がいると思います。恋愛至上主義的に
彼女の行為を肯定し、応援してしまう女性の方が多いと思います。私も途中彼女を応援しながら
読んでいる自分に気がつきましたが、この本の中に出てくる登場人物には徹底的に欠けているもの
があります。物語のなかで、何か神の存在のようなものに祈っているという場面が何箇所か出て
きますが、その「神」という存在ははっきりしていません。要するに祈ってはいるけれど、その
対象が何なのか、分かっていないのです。誰も神を信じている人が出てきません。だから適当に
結婚して、幸せそうに見えるのに虚しさを感じ、バリバリ仕事に生きていても虚しさを感じて
生きているのです。まさに多くの日本人の姿ではないでしょうか。たとえ最後に二人が結ばれて
ハッピーエンドになったとしても、本当の意味でこの二人に幸せ、本当の平安は訪れないでしょう。
私の中でそういう冷静な部分がありました。そして多くの人にこの真実を知って欲しいとも思い
ました。 主が共にいてくださらないのならば、本当の平安はないということを。。。。
昨日は最後のレッスン研修でした。今日は最終日で契約です。本当に1ヶ月長かったですが、
色んな人に出会えて、久しぶりの友人にも会えて感謝でした。とりあえず最終日、行ってきます!