詩篇15篇

詩篇15篇2節から5節
 「正しく歩み、義を行い、心の中の真実を語る人。
 その人は、舌をもってそしらず、友人に悪を行わず、隣人への非難を口にしない。 
 神に捨てられた人を、その目はさげすみ、主を恐れる者を尊ぶ。
 損になっても、立てた誓いは変えない。
 金を貸しても利息を取らず、罪を犯さない人にそむいて、わいろを取らない。
 このように行う人は、決してゆるがされない。」

 「義」とは「神の前に正しい」という意味です。 いつもこのような人でありたいと願います。
世の中は「舌をもってそしる人、友人に悪を行う人、隣人への非難を口にする人、立てた誓いを
変える人、わいろを取る人」であふれています。 人間が持って生まれた罪の性質はたとえ
クリスチャンになってもすべて捨て去ることができない、非常に奥深いものです。 けれども
いつでも主を見上げて歩むことで、自分の中にある罪に気づき、罪を告白して、悔い改めることが
できます。 そして、驚くべきことに、神は私たちの罪を、自分のひとり子を十字架の上で
死なせることにより、贖ってくださいました。(贖う・あがなう=代価を払って支払うという意味)
だから教会には十字架があります。 それはいかに神が私たちを愛し、それゆえに犠牲を払って
くださったかを思い出すためです。 「このように行う人」は世の中では単なる馬鹿正直者としか
見られないかもしれません。 でも人にどのように見られようとも、神の前に正しくありたいと
思います。
  3月5日から「アメージンググレース」という映画が始まります。あの有名な賛美歌を
作った人と、その歌に勇気付けられてイギリスで奴隷解放令の制定に奔走した人物の物語だそうです。
ぜひ誰かを誘って観に行きたいと思います!