ヨブ記31章
ヨブ記31章30節
「私は自分の口に罪を犯させなかった。
のろって彼のいのちを求めようともしなかった。」
自分を憎む者が衰えているときに喜んだり、わざわいが下ったときに喜んだことはなかった、とヨブは訴えます。
今読んでいる「千利休とその妻たち」という小説の中でも、利休の最初の妻であるお稲が、自分の兄である
三好長慶を滅ぼした相手や、夫が密かに想っている女性の子を呪います。憎しみとは何と悲しい感情でしょうか。
そこからは決して良いものは出てこないのです。人を赦して初めて自分もその思いから解放されるのです。
ヨブは自分の潔白を切々と訴えます。果たして自分はここまではっきりと自信を持って自分は潔白だと
言い切れるでしょうか。決してできません。少しでも主の前に正しく歩めるように祈り、主の御心を求めて
歩めますように! Praise the Lord!!